アストロ2:模二郎
我が本拠地ユーフォーベースのある飯塚市の隣町、直方市にある模型工房「クラフトベース」。当サイトのリンクコーナーにも掲載しているここがアストロモデラー「模二郎」の秘密基地だ。普通に駅前通りにあるが秘密基地だ。
おっと!ドアにいきなりアストロ模型団のステッカーが!!ドアをあけると60度はある急な階段の二階から彼が舞い降りて来る!!!
「模二郎見参!」とても温厚で優しい男であるが、ひとたびこの甲冑を纏うと非情なまでの厳しさでプラモ作りに取り掛かる。さすがはプロモデラーだ。実は彼は二代目模二郎で、この鎧に落雷を受けた時、「クラフトベース」工房主として復活したのであった。
工房の1階ギャラリーに並ぶ彼の作品。あらゆるジャンルの作品が飾られているが、中でも驚いたのは三段甲板の赤城である。ガンプラやフィギュアの完成度も高い。この技術を盗んでやろうと今日も襲来した拙者ユーフォーマンであった。
総重量60kgはあろうかというこの鎧。装着に1時間は掛かるため仕事が終わるまで着っぱなしという。ちょっと買い物にいくときもこのスタイルで直方商店街を闊歩する。彼の夢はこの姿で馬に乗って自宅から通勤する事だと云う。断わっておくが彼は常にこの鎧、「アストロアーマー」を装着している訳ではない。アストロな模型を作る時、つまりアストロモデラーとして製作に勤しむ時にだけ焼結するのだ。「ご用とお急ぎで無い方は気軽に工房に立ち寄って下さい」と模二郎は云っているが、この「アストロアーマー」を装着していてもどうか驚かないで欲しい。プラモ造りには非情なまでに厳しい男だが、兜の奥から除くメガネには、優しい光が輝いていた。

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