さらばアトム直方店
2007.12.2
「アトム直方店最終日」
店舗前にて



「記念に」
お店のおばちゃんと
当初11月いっぱいで閉店の予定だったので、最後の瞬間をお店で迎えようと、模二郎君と行ったところ、その日は金曜日と半端だった為2日後の日曜日、12月2日まで延長になりました。向かって右が長女の方、真中の方がご病気で透析をしなければならなくなり、この度閉店の運びとなりました。左が末娘の三姉妹で経営されておりました。「なぜ女三人で模型店なのか?」と末の方の娘婿さんが不思議がられていたそうですが、我々にとっても謎です。まぁ、閉店をきっかけに馴染みにならせて貰ったのですが、あんまりプライベートな話は突っ込んで聞きませんでした。謎は謎のままにしておいた方が面白い事もあります。愛想がいい末の方は最近になって加勢しだしたらしく、模型の事はチンプンカンプンだったけどやっと解って来たとのこと。長女と具合を悪くされた次女のお二方で切盛りされてきたようで、長女のお姉さんは終始無口で想いを噛み締めていらっしゃるようでした。隣町にあるためそんなに頻繁には行ってなかった拙者ですが、どうもそれまでは親子か嫁姑ぐらいに思っておりました。



「仮面ライダー参上」
プロップ作成&コスプレヤーの模八君
このライダーの衣裳のパーツを塗った塗料はここの店で買ったものということで、お別れの記念にお店の前でポーズ。直方駅前から続くバス通りのメインストリートに面したこのお店の前で、路上で着替えをしたもんだから多くの視線を浴びる事に。まぁ、コスプレイヤーにはそれも快感のひとつ…



「最終日は7割引」
5人分の戦利品(これは一部)
夢のような値段でゲット出来たとは言え、こーゆーことが続くのは当然模型屋さんがどんどん減っていってるってことなのです。ここ2年くらいの間に4〜5回程こんなことがありました。石油が枯渇して原油高が高騰する中で、フェラーリとか貰ってもこんな気分になるのかもしれません。



「さよならアトム直方店」
絶えない客脚
ホントならホントの最後の瞬間、シャッターを下ろすとこまで立会いたかったのですが、「早めに閉めたいがいつになるか解らん」とおばちゃん。相変わらず客脚も絶えないので、これで引き上げてクラフトベースでミーティング。そして模二郎君の工房から家に帰る6時過ぎ頃にお店の前を通った時でも、店内にはまだ何人かいました。



「3分の1の値段で」
月末で金が無かったもので…
金さえありゃこんなもんじゃ済まなかったぜ!まぁ最終日には殆どめぼしいものは残っていませんでしたが、「7割引なら買ってもイイや」ってものもあった訳で、何にせよこんなことあって欲しく無いのです!(模型店の「閉店セール」がですよ。)普通に安売りセールは大歓迎です。「開店セール」を切に望むものであります!

inserted by FC2 system