UFO MAN






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UFO MAN GALLERY -- -- 06.12.21


「宇宙戦艦ヤマト発進シーン三部作」発進シーン2〈2ndシリーズ〉より。
「決して横からは見ないで下さい」のキャッチフレーズで発売された(嘘です)ヤマトイメージモデ
ルを使用。本放送時に発売されたヤマトのプラモは第三艦橋の代りにゼンマイボックスがガバーっと
出張ったモデルで、愕然としながらも一生懸命プラ版で第三艦橋をこしらえました。その後再放送で
人気が盛上がって来た時に発売された当時の、雑誌に載った広告の写真を見て「まともなモデルが出
た!」と狂喜したのも束の間、次の瞬間横からの写真を見て何が起きたのかよく解らない状態で惚け
てしまったのは30年前のことでした。自分の人生においてコレを作ることは決してあるまいと思っ
ておりました。しかし実際作ってみたところ、斜前横から眺めるとどんなモデルよりも「ヤマト」だ
ったのです。キャドや3DCGなどなかった時代によくこんな計算が出来たもんだと、勘でやったにし
てはたいしたもんでしょう。ただスタンドとの関係か第三艦橋が前に来過ぎてておかしいので、第三
艦橋を付けなくて済むこのようなジオラマにしてみました。これは「さらば宇宙戦艦ヤマト」の発進
シーンではなく「ヤマト2」の発進シーンであります。何故なら艦底部にマグネットミサイルが着弾
しているからです。(モデルを破壊しない限り見れませんが)ヤマトは基本工作に継目塞ぎ程度のほ
ぼ素組でいくつもりでしたが、波動砲の中のヒダヒダが、高さ0.2ミリもないような凸モールドだけ
だったので、ヒダヒダを作りました。艦長室の窓の角がえぐれて違う形状になっていた為修正してい
ます。また艦首・艦尾ミサイル発射管は「開」状態だったため「閉」状態にし、船体のモールドも凸
だったので凹に掘り直しました。やってみて思いましたがこいつは出来るだけ深く掘ってやった方が
いい感じになります。そしてほとんど全てのヤマトのプラモで無視されてる波動砲口下部の「アゴ」
のようなラインを凹で掘りました。ロングショットで小さく映っている時でもこのアゴラインとボデ
イの輪切りモールドは必ず入っているので、やはり無視出来ませんでした。てなことやってるうちに
主砲の砲口も空けなきゃなと、第一、第ニ主砲と前の副砲だけ開口しています。(後ろからの眺めは
鑑賞の対象になっていません)しかし完成したらほとんど無駄になってしまいました。「水」で見え
なくなっちゃったのです。この「水」ですが、アクリル用クリアメディウムジェルと木工用ボンド、
さらに「透明粘土透けるくん」なるものを使用しております。「水」の滴り方は劇中の絵を参考にし
ましたが、あれはあくまで「絵」で、「水」も水色だったりと立体にすると変なところもあるので、
適度に写実的に、本物の潜水艦の急浮上シーンを参考にしております。海面は木製のベース上に紙粘
土、石粉粘土、ふわりかる〜い紙粘土を使用。このふわりかる〜い紙粘土は独特の繊維質構造で、練
らずに裂くといい感じにギザギザになるので、エンジンの噴射で噴き上がってる水柱などに使用しま
した。ベースの寸法は30cm×45cmとかなり場所を取ります。そしてヤマトの正面を中心に45度の
範囲が鑑賞許容角度です。それが1/350ヤマトの対極とも云うべきこのイメージモデルヤマトな
のです。しかし逆にこのヤマトらしさはイメージモデルだけのもの。実際劇中ではこのぐらいずんぐ
り縮んだ状態で描かれることもしばしば。ずーっと眺めていると横から見てもそんなに違和感ないよ
うに、ちょっと許せてきます。特に右側からならベースを横にしても大丈夫なような…














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